美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

フランスよ、おまえもか!

いささか旧聞に属するが、旅行中にたまっていた新聞を読んでいたら、22日付の朝日の朝刊の国際欄で、「フランスの「新法」アルジェリア反発−「植民地支配良い面も教えよう」」という記事が目にとまった。
よーするに、極東のどこかの国の一部の動き同様、「植民地支配」の価値判断云々にくちばし挟んで、都合の良いようにねじ曲げたがるのが、フランスにもいるって事だ。
フランスは不思議な国だ。20世紀後半の人文学における貢献度はあれだけ高いのに、埒もない歴史修正主義(それの背骨たる反ユダヤ主義)も蔓延している。まあ、貢献もロクにしていない極東の国よりかはましだが。