美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

エリザベート

昨日読んだ漫画の原作を読み始める。実は、この文庫本はだいぶん前に買ってはいたのだ。身分制度なんてよくないと思うけど、「悲劇の王妃」とかって、どうしようもなく心をくすぐるのも事実。昔、愛新覚羅浩さんの自伝なんかも読んじゃったし。『ベルばら』だって、主人公はマリー・アントワネットだよな。

塚本さんの文章は読みやすく、さくさく読めちゃう。
僕なんか単純だから、この本を読むと、自殺した皇太子ルドルフについつい肩入れしちゃう。
たしか、ハプスブルグ家の末裔って、今EU議会で活躍してなかったっけ。オットー・ハプスブルグだっけな。