美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

ガラスの仮面を

昨日、文庫版全部大人買い。昨晩は3巻までで自制したが、今日はその続きを。てなわけで、今日はこのブログ、更新はろくにない予定です。

ガラスの仮面 (第1巻) (白泉社文庫)

ガラスの仮面 (第1巻) (白泉社文庫)

おかげで、疲れ目がひどいや。

追記;今ずっと読み進めていますが、改めて読むと、これって、ものすごく「少女漫画の王道」を煮詰めた作品だということに気づきました。

1)主人公は、取り立てて美人でないが、誰にも負けない取り柄がある
2)その「取り柄」をのばしてくれる理解者がいる(月影先生、「紫のバラの人」)
3)才能あふれるライヴァルの存在(もちろん亜弓さん)
4)ものすごくいい人なのに、イマイチ押しの弱いボーイフレンドの存在(桜小路くんですが)
5)理不尽なくらい(笑)主人公は美形の取り巻きからモテモテ

これらの特徴は、少女漫画ではある意味ありきたりな設定ですが、それをとことんまで煮詰めると、こんな「かっぱえびせん漫画(竹熊健太郎)」になるんですね。