目を疑う
今朝の朝刊を開いて、まず目に飛び込んできたこの記事、やはり目を疑うとしか言いようがない。一部引用。
鳩山内閣は11日、4月に実施予定の「高校無償化」をめぐり、全国の朝鮮学校を制度の対象から除外する方針を固めた。拉致問題が解決しないことから閣内にも除外を求める声があり、日本の高校に準じた教育が行われていることを確認できる国同士の正式なルートがない以上、他の学校と同等に扱うことはできないと判断したという。
なんで将来の日本の一員になる学生の一部のみを差別するのか。やはり許し難い。
話は変わるが、この記事を読んで、僕の脳裏をかすめたのは、春秋時代の秦の穆公の話。彼は隣国の晋の恵公に裏切られ続けたが、晋が大飢饉の時「晋の民に恨みを遷すのは忍びない」と援助したという故事。こういう「徳治主義」というのはまさに恣意的で不安定なものだから現代には応用できないよな、と思っていたけど、逆の意味でこれほど恣意的な政策に舵を切るとは。
あ、最終刊なんだ
と思って買ったのはこれ。
- 作者: 西炯子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/03/10
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