美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

教文館にて

先週の土曜日、久々に銀座に行き、まず映画「お嬢さん」を見て(パク・チャヌク監督の相変わらずの悪趣味に延々付き合わされる怪作)、その後、学生時代から、銀座に来た時にはほぼ必ず立ち寄る「教文館」のキリスト教書コーナーにおもむく。なんか、あんな邪悪な映画を見たあとだと、「罪滅ぼし」という気がしないでもない(笑)。買ったのは以下のもの。

十字軍とイスラーム世界

十字軍とイスラーム世界

有名な宗教社会学者であるスタークが、今流通している十字軍のイメージに問題提起した、との触れ込みについ購入。
パウル・ティリヒ――「多く赦された者」の神学 (岩波現代全書)

パウル・ティリヒ――「多く赦された者」の神学 (岩波現代全書)

ティリヒが来日時、丸山眞男と対談していたとは知らなかったなあ。というか、深井先生、このところガンガン本を出版されているよな。勢いが凄すぎる。キリシタン」という特集コーナーにあった。気になっていたけど、買いそびれていた。
キリシタン時代の日本人ドミニコ会士

キリシタン時代の日本人ドミニコ会士

史料集がコンパクトで、面白いかなと思って。
玄海灘を渡った女性信徒たちの物語 ー岸和田紡績・朝鮮人女工・春木樽井教会ー

玄海灘を渡った女性信徒たちの物語 ー岸和田紡績・朝鮮人女工・春木樽井教会ー

こういう聞き取りは重要かつ貴重。