美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

硬軟取り混ぜ

元々「買い物帳」代わりに始めたのがこのブログですので、買ったものの羅列はご容赦をお願いしますが、今回も届いた本をご紹介。

「日本」と日本思想 (岩波講座 日本の思想 第一巻)

「日本」と日本思想 (岩波講座 日本の思想 第一巻)

岩波講座のスタート。巻頭論文は、恩師の一人である黒住真先生。他にも知り合いが執筆。安丸先生の4冊目。この間に入っている海保青陵の論文、先生の論文は結構読んできたつもりの僕も読んだことなかったかも。
英文学者 夏目漱石

英文学者 夏目漱石

箱入りの立派な想定。講演録なので読みやすそう。亀井先生自らがおっしゃるように「学者としての漱石に注目した研究は存外少ない」ので、楽しみ。
震災復興と宗教 (叢書 宗教とソーシャル・キャピタル 第4巻)

震災復興と宗教 (叢書 宗教とソーシャル・キャピタル 第4巻)

宗教がどのような形で「社会貢献」できるか、という問題は近年宗教者と宗教研究者の間で模索されているが、これはそのシリーズの3巻、4巻。
少女と魔法―ガールヒーローはいかに受容されたのか

少女と魔法―ガールヒーローはいかに受容されたのか

こういうの、実は俺もやりたかったんだよなあ(笑)。日本では何故かくも長く「魔法少女もの」が受容されているのか、その変遷はいかなるものか、というのは僕もぼんやり考えていたので。実は僕ってライトノベルをロクに読んだことはないのだが、ラノベ作家にして研究者でもある大橋さんのこの本を読めば、ショートカット的にその世界が判るのではとの期待から購入。