美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

平戸二日目

今日も朝から、教育委員会の方に案内をしていただき、平戸見学。今日は「文化的景観」問題中心の見学。僕はそういう「行政」の現場に立ち入ったことがないので何も言えないのだが、例えばカクレキリシタンの信仰内容のような「なかなか表に出づらく」「しかも滅びつつあるもの」をどう扱っていくかという問題は普遍性のある問題だよなあ、と思って横で聞いていた。
実際、信仰形態も後継者不足のせいで大幅に変化している地域があり、その代表例が、各家庭にあった聖なるものを一堂に集めて作った「堺目御堂」。これまた殉教地である「焼山」に立てられている。


お昼を名物「平戸ちゃんぽん」でしめ、教育委員会の方と分かれ、帰路へ。
バタバタして、自分用のお土産は、写真の三川内焼佐世保)の蕎麦猪口だけ。

実演販売をしていたのでふらっと寄って購入したのだが、紙袋に、伝統的な模様である唐子まですらすら書いて貰って恐縮。もっと高いものを買ってあげればよかった(笑)。