美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

「さようなら原発10万人集会@代々木公園」


今日は予定もなかったので、午後からふらっと上記の運動に、妻と二人で出かけてきた。
詳細はメディアでも報道されているから、そちらを参照していただくことにするが、炎天下の中、これだけの人が集まったのと(こんなに労働組合ってちゃんと活動していたの、と僕ですら驚いたほど)、平和裏に事が終了したのはまずはめでたいと思う。僕は写真の出で立ちで参加していました(ドイツの反原発の旗。「原子力?要りません」)。
僕の原子力発電に関する態度は、ある意味アホみたいにシンプルです。取り返しのつかない破滅及び被害をもたらす危険性がある原発はやはり許せないということ、原発誘致や作業員の状況などを見て判るように、「差別の構造」込みでないと動かないいびつなシステムであること、核廃棄物の処理方法も確立していないのに、これ以上それを増やすのは未来の子孫への冒涜であること、40年前の原発が動くことから見て判るように、この間何のイノベーションも起こせなかった「デッドエンドに乗り上げた技術」であることなどを根拠に、反対しております。