日活創立100周年という事で、デジタルリマスターされたこれが上映されているので、ふらっと京都駅前のイオンモールへ向かう(午前中は病院で疲れたので、リフレッシュもかねて)。さすがに一番小さなホールだったけど、席は余裕で、ゆったり見られた(平均年齢はおよそ5,60くらいか)。僕は以前、伝記漫画『栄光なき天才たち』で、川島雄三監督のことを知ったので(しかもそのエピソードは、ほとんどこの「幕末太陽傳」の撮影のエピソードだ)、これは見なければ、と思ったのだ。
第一印象は、「昔の俳優って、早口だなあ」と言うこと。江戸っ子のしゃきしゃきしたしゃべくりがこの映画のキモだからだとは思うが、フランキー堺とか石原裕次郎が早い早い。昔の映画って、結構早口に聞こえることあるよな。あと、キャストが豪華。後々まで活躍する人ばかり出ている。
確かに、こうしたカラッとした喜劇は余り見たことがないよな。ものすごく感動するとか、そういうタイプの映画じゃないが、しゃれた短編小説を読んだような気分。
どうでも良いけど、名前からの連想ですが、フランキー堺とリリー・フランキーは似ている気がした・・・。
- 作者: 森田信吾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1997/05
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (7件) を見る