美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

学科旅行@四国

社会学会の翌日も、朝早くに起きて、「学科旅行」というイベントに参加。これは3年生諸君が企画して、歴史学科らしく地方の名跡をめぐる、というもの。今回は四国に向かう。実は僕、これが初四国。眠い目をこすりながら京都駅の集合場所にたどりつき、早速意識を失う。
バスは岡山から瀬戸大橋を経て四国に入るルート。その途中の与島SAで停まって、起こされてトイレ休憩。巨大な橋と、これから四国に渡るのだ、ということでテンションが上がる。

あいにくの曇り空及び雨天だったが、バスはそのまま別子銅山跡「マイントピア」に到着。別子銅山は江戸時代から昭和まで、住友が掘り続けた日本有数の銅山。ここは1973年に閉山となり、現在このような施設になっている。ボランティアガイドさんが色々説明してくださるが、住友が鉱毒をいかに減らそうとしたか、という努力のあとを強調されていた。

あいにくの濃霧で、まさに霧に隠された感じの遺跡。「日本のマチュピチュ」と名乗っているけど、図らずもそうなってしまったなあ。行きづらい場所ではありますが、なかなか見所も多く、行って損はない。真面目な史跡巡りの対象としては面白いと思いますよ。お勧め。
その後は松山城に行くが、残念ながら、天守閣に入る時間が過ぎてしまっており、ケーブルカーで往復するのみとなる。

バタバタしていて、現在目玉の「坂の上の雲」関連の施設を巡れなかったのは少し残念(ドラマや小説のファンというわけではなく、地域興しの見本として見てみたかったのだ)。
その後は、道後温泉の宿に着き、温泉宿の料理及び風呂を楽しみ、日付が変わるころまで宴会。僕は連チャンで飲んでいるので、ちょっと酔いが回るのが早く、ビールと地酒だけでストップ。