美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

沖縄慰霊の日に調査実習

今日は、いわゆる沖縄の慰霊の日。まずは、摩文仁の丘の「平和祈念公園」の平和の礎を見に行く。今日はさすがに多くの人が集まっており、交通規制(警護のため)もあった。

礎の前でそれぞれのご遺族が慰霊の催しをしている。

韓国人の名簿の前には、このような花輪が。近くにいた県庁職員にお聞きしたら、今日は20名弱の韓国からの慰霊団が来ているそうな(彼らは丘の上の韓国人慰霊碑に先に行ってから、ここに来ると言っていた)。
平和の礎見学の後は、浦添市の各自治体の慰霊祭を数班に分かれて、見学させていただく。

戦争経験者のお爺さま方に学生とともにお話を伺う。様々な心遣いをしていただき、恐縮しつつ、感激する。僕は宗教学者として、この慰霊祭に呼ばれていた僧侶の方にインタビュー(西本願寺の方で、気さくな方で助かる)。
僕は二つの自治体の慰霊祭に参加させていただく。二つ目の慰霊祭は、いわゆる「御嶽(うたき)」を集積した場所に慰霊塔を建立して、その前で行われていた。

なんだかんだでハードな一日。でも、この日に沖縄に滞在し、その「空気」を吸うという一番の目的は達したので、満足。