美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

「嫁」について考える

出ると聞いていたので、速攻で買いに行きましたよ、このマンガ。

乙嫁語り(3) (ビームコミックス)

乙嫁語り(3) (ビームコミックス)

今回の主人公は、イギリス人研究者のスミスさんと、スミスさんと道中で知り合うタラスさんだが、今回の物語も「嫁(の存在形態)」と「父親の権威」が物語の駆動力になっている。タラスさんは嫁ぎ先で次々と夫を亡くしている(長男に嫁いだが、彼が亡くなると弟たちと結婚する。いわゆるレヴィレート婚)女性で、義理の母親が「嫁」の不幸を見かねて、スミスさんと彼女が結ばれることを願う、というものだが、結末はほろ苦(ネタバレごめん)。