美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

元教え子同士の結婚式

先週と連続で、今日も結婚式出席。でも、今日の結婚式は僕にとって少し特別な意味を持っていた。というのも、新郎新婦であるM角くんとT田さんは、ともに僕の元ゼミ生なのだ(学年は一つ違い)。このように親しく指導した学生同士の結婚式は初めてだし、そのこともあって、主賓、というのではないにしても初っぱなのスピーチを依頼されたのも初めて。ということで、結構緊張して式場に望んだのだった。式場は「アートグレイスウェディングヒルズ」という施設。川端通り沿いにあるので、外見は知っていたが入るのは初めて。中のチャペルは下の写真のような感じ。外人の牧師さんが結構ちゃんと説教していたので好感を持つ(こういうところの牧師さんは手抜きが多いからね・・・)。


式が終わり、披露宴会場に移動。そして、いよいよ僕のスピーチ。昨晩結構悩んで笑わせるような原稿を書いていたのだが、式場の荘厳な雰囲気と、二人のご両親のお顔を見ると、学生時代の失敗談やらの「お笑い・けなし路線」に持って行く方向はどうしてもできず(笑)、無難な話をアドリブで済ませる。でも、緊張をほぐそうとウェルカムドリンクやらシャンパンを一気飲みしたのがたたり、スピーチ終了直後から顔が真っ赤になってフラフラになり、失態をさらす。大学関係者で僕の他には、僕の元同僚のY田「将軍様」先生が乾杯の音頭を取り、これまた僕の元ゼミ生で、新婦T田さんの友人代表としてM田さんがスピーチ。M田さんは自分のスピーチが終わったと席に戻って感極まって号泣していたが、それを見ているT田さんがケラケラ笑いまくっているのを見て僕も思わず笑った。あとで聞くとT田さんは「全然緊張してませんでした」とのこと。あれだけリラックスしていた花嫁を見るのも珍しいよなー。でも、その幸せオーラはみんなを確実に幸せにしたと思う。
僕としては、卒業した彼らの同級生と会う楽しみもあるので、二次会、三次会まで参加(帰宅は午前3時頃)。二次会でも乾杯の音頭を取らされたが、これは、二次会出席者でおそらく僕がもっとも年上だったせい。僕もそんな年になりました。
結婚式と同窓会が同時に行われた感のある今回の宴では、僕もつい調子に乗って飲み過ぎてしまい、このブログを書いている現在(12日午後)も少し調子が悪いです。
ともかく、僕としては楽しく嬉しい式でした。お二人ともお幸せに!!