美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

新宗教のレポを

授業で戦後の新宗教の伸張やら新々宗教のことやらを話そうと計画していて、今慌てて色んな本を読んで復習しているのだが、今日は学者というよりもジャーナリスト、ルポライターが書いた本を斜め読み。

僕も忘れていた「カルト」事件の数々を思い出させてくれた。まあまあまともなライターさん達が書いているのだが、ふりがなにしょーもない間違いがあったりしたのが残念。
日本ばちかん巡り

日本ばちかん巡り

こっちは軽妙な新宗教レポ。
新宗教の精神構造

新宗教の精神構造

吉田司さんの文章は、やっぱり人を選ぶよなー。読ませる力はあるので、あるラインを超えたら一気に読めるのだが。僕が思うに、吉田さんはいつも視点や問題提起は良いのだが、「そういっているあなたの立ち位置は」というお定まりの「ブーメラン」を招くような気がするな。『ひめゆり忠臣蔵』もそれで問題を醸したんだと思うし。