美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

同僚の御著書

今日は休日出勤で会議だったのだが、その折同僚の上杉先生が、出来たてのほやほやの御著書をご恵投くださった。ありがとうございます。

江戸知識人と地図

江戸知識人と地図

装丁もかっちょいい。僕としては、当時の「世界観」がどんなものだったのか、という点を中心に参照させてもらうことになるだろう。
会議の休憩時間に、これまた同僚の山口先生からご共著を頂いた。ありがとうございます。同僚お二人から一気に高い本をいただいて恐縮する。
識字と読書―リテラシーの比較社会史 (叢書・比較教育社会史)

識字と読書―リテラシーの比較社会史 (叢書・比較教育社会史)

山口先生のご論考の他に僕の興味を引いたのは、三瀬利之先生の「統治のための識字―植民地期インドの行政管理と統計」、松塚俊三先生の「セクシュアル・リテラシー戦間期のイギリス労働者階級と性」という論文だな。三瀬先生は僕の記憶違いでなければ、昔一度研究会でご一緒したことがある(「植民地勉強会」という自主ゼミで、David Arnoldというインド研究者のColonizing the bodyという本を読んだ時)。
Colonizing the Body: State Medicine and Epidemic Disease in Nineteenth-Century India

Colonizing the Body: State Medicine and Epidemic Disease in Nineteenth-Century India