美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

R.I.P.

夕刊を読んでいると、知っている人名が訃報欄にあって驚く。

並木 頼壽さん(なみき・よりひさ=東京大教授・中国近代史)が4日、胃がんで死去、61歳。通夜は11日午後6時、葬儀は12日午前9時30分から東京都品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場で。喪主は妻真知子さん。
著書に「日本人のアジア認識」、「中華帝国の危機」(共著)など。

並木先生は僕にとって「一般教養の東洋史の先生」でもあり、バイト先の「名目上の上司」でもあった。僕は院生時代、友人の紹介で、あるソフト会社で、教科書の副読本代わりとなるCD-ROMのテキスト入力のバイトをずっとしていたのだが、その一つが歴史資料集みたいなもので、その監修が並木先生だったのだ。という事で、学生としては余り接しなかったけど、入力終了の打ち上げなどで飲んだ事があるのだ。まだ還暦過ぎでしょ・・・。余りにも若すぎる。ご冥福をお祈り申し上げます。