美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

パチンコのCM

僕は全くパチンコはやらない人間だが、最近テレビCMで、やたらパチンコの宣伝が気になってしょうがない。特に石川さゆりの「天城越え」と「CRベルサイユのばら?」。池田理代子先生ご自身がパチンコをやる人なので、話が来たら即OKを出す*1とインタビューでおっしゃっていたが、今年のは既に3代目なのだそう。いつの間に・・・。両者とも無駄に豪華絢爛そうで思わず笑ってしまう。
話は変わるが、僕の大学時代の同級生で、留年して親から一時期勘当されて、半分パチプロとして生活していたK林君という男がいたが(今は立派に更生して編集者とかやってます)、彼にその極意を聞いてみると、非常に冷静且つ冷徹な答えが返ってきたのを憶えている。それは「パチンコはギャンブルではない」という答えだった。彼が言うには「パチンコは5万円突っ込んで6、7万円引き出せるもの(勿論、全くダメなときもあるが)」なので、一週間、一ヶ月のスパンでは必ず黒字にできるものだというのだ。だから「5千円、1万円をつぎ込んであっという間になくなってオロオロして、そこで止めてしまうお前みたいなのはパチンコには全く向かない」と断言された。
というわけで、僕は彼の忠告をしっかり守って、いかに面白そうなパチンコ台が出ても、見向きもせず今日まで過ごしている。結局競馬にもはまらなかったし、宝くじも買わないし、ギャンブル方面にはとんと縁がないな。