美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

卒業生との邂逅

今日は天気が良いので久々の自転車通勤。
すると、ある交差点の向こう側に見たことのある顔を発見。信号が替わってすれちがいざまに「K山さん(ひめ)」と声をかけたが、ヘルメットをかぶり、サングラスをしてウィンブレ姿の僕を最初誰だか認識してくれず、「川瀬ですが」と言ってようやく「ええっ、先生?」と向こうはびっくり。まあ、自転車野郎からいきなりナンパされたと思ってたんだろうね。そんなことしませんよ。その交差点は彼女の職場の近くで、ちょうど彼女はお昼休みで食事に出掛けるところだったようだ。少しだけ立ち話をして別れる(彼女の貴重な昼休みをつぶすわけにも行かないしね)。
「日常」というカテゴリーに入れたが、実は、京都市内で卒業生とばったり遭うのは日常茶飯事なのだ。京都が実は小さな街であることも理由だろうが、就職先の「地元定着率」が高いのだ。地元出身の学生は地元の企業に就職することが多いし、他の地方から大学に通うために京都に来た者も「就職は地元に戻らず京都で」と考えるのが多い。この二週間だけでも、大学近くの郵便局でTヶ原さんに遭ったし(今、近所の塾で働いているらしい)、某ハンバーグ屋さんで、デート中と思しき××君(彼だけは名を伏せる)と出くわしたりしている。まあ、僕が落ち着きが無く、絶えず周囲をキョロキョロしていることも理由だろうけど(向こうは気付かず、こっちが一方的に気付くことが多い。もちろん逆もあり得るだろうけど)。