美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

砂糖菓子のような

ついアマゾンで衝動買い。今日届いていた。

はるか、ノスタルジィ

はるか、ノスタルジィ

僕はこの映画のDVDはすでに持っているのだが、サントラは買っていなかった。急に聞き直したくなって購入。この映画自体、劇中の台詞を借りれば「砂糖菓子みたいな少女小説」のような映画かもしれないが、けっこう好きなのだ(大林宣彦監督の映画で一番好きかも知れない)。男に都合よすぎのストーリーであることは否定できないけど、「贖罪」を軸に進むストーリーはやはりロマンティック。音楽も糖分過剰気味。だが、それがいいっ!
甘く少し翳りのある世界観は、大林監督も僕も好きな福永武彦(『草の花 (新潮文庫)』とか『忘却の河 (新潮文庫)』がとりあえずお勧め)に通じるものがある。監督が映画化したのは『廃市/飛ぶ男 (新潮文庫 草 115-3)』だけど、本当は『草の花 (新潮文庫)』を映画化したいとずっと思ってたらしい。
はるか、ノスタルジィ デラックス版 [DVD]

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廃市 デラックス版 [DVD]

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