注文した本

今日まとめて届く。

戦争は罪悪である―反戦僧侶・竹中彰元の叛骨

この前、この竹中彰元師を扱ったドキュメンタリーは見たのだが、本はまだだったので。

聖母像の到来

若桑みどり先生の遺作。以前若桑先生と一緒に飲んだとき(歴史修正主義に反対するシンポの打ち上げの席)、「へえ。貴方東大の宗教学科なの？じゃあ、姉崎（正治）とかは詳しいでしょ？」と言ってこられ（ちょうど僕はその時、『近代日本における知識人と宗教―姉崎正治の軌跡』の元データを作成する作業をしていた。それは姉崎の遺品整理で、彼が採集したキリシタン史料も多少あった）、そのまま姉崎のキリシタン研究について少しお喋りしたのだが、この本は日本にやってきた聖母マリア像の変遷を追ったものなので、あの時の会話を思い出して買おうと思ったのだ。改めて先生のご冥福をお祈りする。

ゾロアスター教史―古代アーリア・中世ペルシア・現代インド (刀水歴史全書)

ゾロアスター教の通史。現在も、ゾロアスター教はインドのムンバイを中心に残っている（「ペルシャ人」という意味で「パーシー」と呼ばれている。このサイトに写真が何枚か掲載されているので、ご興味のある方はどうぞ）。

イブラヒム、日本への旅―ロシア・オスマン帝国・日本 (世界史の鏡 地域)

日露戦争後の日本に来たムスリム、イブラヒムの数奇な人生を書いたもののよう。

密やかな教育―“やおい・ボーイズラブ”前史

最近ヤオイとか腐女子論はさまざまになされているが、こういう起源に迫るものって少なかったかもね（まだ読んでないけど)。