美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

披露宴

というわけで、研究者仲間のK池君の「入籍披露宴」に参加。場所は「綱町三井倶楽部」。三井財閥が大正期に作った「迎賓館」だそうな(さりげなくロダンの彫刻とかも置いてある)。すんげえ建造物(なお、地下のワインセラーも相当なものらしい)。場所としては三田の奥、と言えばいいか。僕は芝公園駅から歩いて汗だくに。思ったより早く会場についてしまい、こそこそ男性用更衣室に向かおうとすると、紋付き袴を着たK池君とばったり(披露宴の前の記念撮影をしていた最中なのだ)。彼のお相手は脚本家なので、その仲間の皆さんがたくさん御呼ばれされていて、これだけ一堂に脚本家という人々を見るのはおそらく一生で一度のことになるだろう(学者がうようよ、という結婚式はこれから幾らでも経験するだろうが)。K池君も前日のちょっとしたエステが功を奏したのか、いつもより凛々しく、奥様も文句なくお美しく、披露宴はつつがなく終了。
その後有志で二次会。場所は麻布十番の沖縄料理店「taachi」。さっきフルコースを食したというのに、目の前に出されるとついつい食べてしまう。僕は泡盛の水割り。結局ここに長居して(小さな店で貸し切りだったので)、一時半ごろお開き。久々に東京でタクシーに乗って帰宅(結構料金は行ったなあ。京都の感覚だとやっぱり駄目だね)。