美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

思想史的にオウムを読み解くと・・・

今日は年度最後の某会議があり、その後研究室で、最近出た後輩大田君の本を一気読み。オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義作者: 大田俊寛出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2011/03/01メディア: 単行本購入: 61人 クリック: 1,271回この商品…

「宗教」漫画を

この世相に影響されて、というのも少しあるが、「宗教」を扱った作品をいくつか読む。よいこの黙示録(1) (イブニングKC)作者: 青山景出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/03/23メディア: コミック購入: 4人 クリック: 159回この商品を含むブログ (46件) を…

せめて関西で消費を

という声が聞かれるので、ささやかながら、年度末の予算消化も兼ねて本をまた買い込むことにする(経済規模は小さいけど、ご寛恕ください)。オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義作者: 大田俊寛出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2011/03/01…

卒業式

今日は勤務校の卒業式。僕が9年間勤めてきた「文学部国際文化学科」という学科の、最後の卒業式。それなりに感慨深い。同僚も言っていたが、今、こうして無事に式を挙げ、謝恩会ができる平穏さに改めて思いをいたす。 君たちを教え、ともに過ごせた時間を誇…

息抜き

先週のなかなかハードな出張と、連日の震災報道を浴びるように見たせいで、やはり体に疲れが溜まっている感じ(現場の人のご苦労に比べれば屁みたいなものだが)。てなわけで、今日は漫画の新刊をどさどさ買い込む。続・星守る犬作者: 村上たかし出版社/メー…

年度末の買い物

もうすぐ年度末なので、慌てて色々お買い物。アジア太平洋戦争と「大東亜共栄圏」 1935-1945年 (岩波講座 東アジア近現代通史 第6巻)作者: 和田春樹,後藤乾一,木畑洋一,山室信一,趙景達,中野聡,川島真出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/01/28メディア: …

沖縄出張で買った本

14日から17日まで、心のどこかで引け目というか、罪悪感を感じつつ、沖縄出張に行って参りました。とりあえず、向こうで購入した本を羅列したいと思います。目からウロコの琉球・沖縄史―最新歴史コラム作者: 上里隆史出版社/メーカー: ボーダーインク発売日:…

大震災

このたびの大震災は、文字通り未曾有の大災害。まずは、亡くなった皆さんのご冥福をお祈りし、現在救援・救助・二次災害防止に尽力している皆さんに心からの敬意を表します。 新聞とテレビを見ていて、震災のあまりの甚大さに、言葉もない。僕は関西と東京を…

フラゲ2枚

公式サイト経由で買ったら、公式発売日よりもフライングゲットしてしまった2枚を紹介。何もかも変わるとしてもアーティスト: 斉藤由貴出版社/メーカー: femme fatale発売日: 2011/02/14メディア: CD クリック: 28回この商品を含むブログ (8件) を見るこれは…

漫画と観光ガイドブック

先日、お勉強の本はだいぶん買ったので、今日は漫画と観光ガイドを。冗談新選組作者: みなもと太郎出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2003/11/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (24件) を見るみなも…

年度末予算消化で

あと数十日で2010年度が終わってしまうので、まだ残っている大学の予算を消化するべく、今日は河原町のジュンク堂BAL店に入り浸り、以下のような本を買う。金大中自伝(II)歴史を信じて――平和統一への道作者: 金大中,波佐場清,康宗憲出版社/メーカー: 岩波…

上野洋子@立誠小学校

今日は、木屋町にある「旧立誠小学校」で、上野洋子さんのライブを見に行きました。二週連続で洋子さんを拝見するのは初めての体験だな。今日のライブは以下のようなもの。 P-hour presents "with piano III" トウヤマタケオ・上野洋子 2011年3月4日fri.18:0…

今日買った本

今日買ったのは以下の2冊。パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い作者: 黒岩比佐子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/10/08メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 155回この商品を含むブログ (69件) を見る黒岩さんの最後の著作。非常に評判…

文学部男子の憂鬱

今日は、前からファンの高田里惠子先生の新刊を読みふけってしまう。相変わらずのおもしろさ(僕のような文学(部)青年にとっては)。高田先生は、なぜこうも僕のような人間のマゾ心(これがある「特権的意識の裏返し」であること自体、高田先生に指摘され…